お遍路さんの由来!歩く距離や日数は? 外国人や女性にもブームが!

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四国と言えばお遍路さんが有名ですよね。
僕も高知にいたときは白い服を着て杖をついている方を見かけました。

そもそもお遍路とはどういったものなのでしょうか?

お遍路さんの由来

お遍路さんはただそこらへんにある神社を巡っているわけではありません。
四国には八十八の寺がありそのお寺を回っています。
八十八のお寺は「札所」と呼ばれ、四国の各地に点在しています。
お遍路1

そもそも遍路という行為が歴史資料に登場してくるのは
江戸時代になってからです。
それまでは「根の国」・「補陀落浄土(ふだらくじょうど)」
へ渡ることを目指した修行者であったようです。

補陀落浄土
捨身行の形態

根の国
日本神話に登場する異界。
生命や富の根源の地と考えられている。

四国の沿岸を結ぶ室戸岬、足摺岬、志度浦などを巡っており
これらの地には数々の説話が残っています。
足摺岬

最初に四国を修行する人々の様子が書かれているのは
「今昔物語集(約1140年前後)」で平安時代の事です。
文章の中に”海岸沿いの道や土地”の事を「辺地(へち)」と称しており
また他の書物でも”海岸沿いの道や土地”の事を「辺路(へじ)」と称しています。
「へち」「へじ」から「へんろ」と変化してます。
今昔物語

有名な話としてはお大師さま(空海・弘法大師)が修行したという歴史が残っています。

お寺さんをお参りすることを「打つ」
といい、お札を収め、お参りし、お経を奉納して回っていきます。

札所には番号がふられており、1番目は徳島県にある霊山寺、
88箇所目の最後となる寺は香川県にある大窪寺となります。
88箇所の全長は1,100~1,400kmにもなり
歩いて回るにはとてつもない距離です。

昔は不治の病の方やその親族の方が病気が治るようにと祈りながら回ったそうですが、
こうして考えてみるととてもすごいことですよね。
僕はできる自信ないです。

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お遍路さんがブームに

お遍路さんは時代に沿ってブームが何度もあったようです。
昭和初期には遍路観光やバブル崩壊後は自分探しの風に吹かれて
「お遍路ブーム」が始まりました。
最近では2014年が八十八霊場の開創1200年でもあり、
健康や良縁祈願、パワースポット巡りなどそれぞれの目的をもって訪れます。
お遍路9

各県でさまざまなプロモーションをした事も影響し
2014年での楽天トラベルが発表した秋の「旅行客伸び率ランキング」では
徳島県が第3位に、愛媛県が第9位にランクインしています。

お遍路と言えば年配の方が多そうですが、以外にも若い人たちが多く
GWに徳島県を訪れた20代旅行客は前年の160%増しで
愛媛県を訪れたお遍路さんは20代が最多といいます。

お遍路さんをきっかけに年配の方ももちろんですが若い方にも
四国の良さを知ってもらえたら嬉しいです。

お遍路巡りに決まりはない?距離や日数も?

先ほども書きましたがトータルでの距離は1200~1400kmにもなります。

日数も決まりはなく歩き遍路の場合
約50日前後が平均的な日数とされています。
しかし計画通りに行く場合はあまりないので余裕を持って出発しましょう。

またお遍路さんは歩いて回るというイメージですが
回り方に決まりはなく、観光バスやタクシーで巡るお遍路もあれば、
管笠白装束に笈(おい)を背負い、金剛杖をついてひたすら歩く遍路もあります。
四国霊場を訪れる人は年間20万人や30万人とも言われますが、
88箇所すべて歩く人はその1%程度と推測されています。
お遍路7
またお寺の巡り方も様々で1番から順番に行く必要はなく
途中の番号のお寺から回ってもいいようです。
逆うちと言って1番札所から番号順に巡る「順打ち」に対して
88番札所から巡礼する方法で、順打ち3回分のご利益があるとされています。
お遍路3

色々な巡り方があるんですね。
時間のない方などは行きたいお寺だけ行くなどもいいかもしれません。
僕も実家帰った際はお寺に行ってみようと思います。

お遍路さんは女性や外国人にも人気

最近では「お遍路ギャル」という言葉が流行り
女性遍路が増えています。
お遍路6
また外国からも注目されており
年々外国人の方が増えています。
訪れた外国人の方は
「とてもおもしろい」
「自然に囲まれながら歩いて、すごく楽しい」

などとても満足してくれているようです。
お遍路4

※悲しいことですが女性遍路をされている方が
犯罪に巻き込まれる事件も増えています。
もちろん男性の方も注意が必要ですが、
それ以上に女性の方は宿に明るいうちに着く、
暗い道を一人で歩かないなど細心の注意を払って回るようにして下さい。

高知人としても楽しい思い出のまま帰ってもらいたいので
お遍路される方の安全を祈っています。
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